- 成分・含量
- 1錠中
アバナフィルとして100mg
- 薬効分類名
- 勃起不全治療剤
- 剤形
- フィルムコート錠
- 効能・効果
- 勃起不全(満足な性行為を行うに十分な勃起とその維持が出来ない患者)
- 禁忌
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- 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
- 硝酸剤あるいは一酸化窒素(NO)供与剤(ニトログリセリン、亜硝酸アミル、硝酸イソソルビド、ニコランジル等)を投与中の患者
- 可溶性グアニル酸シクラーゼ(sGC)刺激剤(リオシグアト)を投与中の患者
- コントロール不良の不整脈、低血圧(血圧<90/50 mmHg)又はコントロール不良の高血圧(安静時血圧>170/100 mmHg)のある患者
- 過去6か月以内に心筋梗塞、脳卒中、生命を脅かす不整脈、または冠状動脈血行再建術を受けた患者
- 左心室流出路閉塞症(大動脈弁狭窄症、特発性肥大型大動脈弁狭窄症など)の患者、および血圧の自律神経制御が著しく損なわれている患者
- 不安定狭心症、性交を伴う狭心症、またはニューヨーク心臓協会クラス2以上のうっ血性心不全の患者
- 用法及び用量
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- 通常、成人には1日1回アバナフィルとして100~200mgを性行為の約1時間前に経口投与する。
- 100mgで十分な効果が得られず、忍容性が良好と判断された器質性又は混合型勃起不全患者に対しては、200mgに増量することができる。
- 1日の投与は1回とし、投与間隔は24時間以上とすること。
- 食事の有無に関わらず、服用することができる。
- 使用上の注意
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- 性行為は心臓へのリスクを伴うため、勃起不全の治療を開始する前に心血管系の状態に注意を払うこと。
- 本剤は血管拡張作用を有するため一過性の軽度な血圧低下があらわれる場合がある。
- 他のPDE5阻害剤では4時間以上の勃起の延長又は持続勃起(6時間以上持続する痛みを伴う勃起)が外国臨床試験で少数例報告されている。持続勃起に対する処置を速やかに行わないと陰茎組織の損傷又は勃起機能を永続的に損なうことがあるので、勃起が4時間以上持続する症状がみられた場合には直ちに医師の診断を受けるよう指導すること。
- 臨床試験において、めまいや視覚障害が認められているので、高所作業、自動車の運転等危険を伴う機械を操作する際には注意させること。
- 本剤投与後に急激な視力低下又は急激な視力喪失があらわれた場合には、本剤の服用を中止し、速やかに眼科専門医の診察を受けるよう、患者に指導すること。
- 保管方法
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- 室温保存