- 成分・含量
- 1錠中
レボフロキサシン水和物として250mg、500mg
- 薬効分類名
- 広範囲経口抗菌剤
- 剤形
- タブレット(円形錠剤)
- 効能・効果
- 本剤に感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、腸球菌属、淋菌、モラクセラ(ブランハメラ)・カタラーリス、炭疽菌、結核菌、大腸菌、赤痢菌、サルモネラ属、チフス菌、パラチフス菌、シトロバクター属、クレブシエラ属、エンテロバクター属、セラチア属、プロテウス属、モルガネラ・モルガニー、プロビデンシア属、ペスト菌、コレラ菌、インフルエンザ菌、緑膿菌、アシネトバクター属、レジオネラ属、ブルセラ属、野兎病菌、カンピロバクター属、ペプトストレプトコッカス属、アクネ菌、Q熱リケッチア(コクシエラ・ブルネティ)、トラコーマクラミジア(クラミジア・トラコマティス)、肺炎クラミジア(クラミジア・ニューモニエ)、肺炎マイコプラズマ(マイコプラズマ・ニューモニエ)
- 禁忌
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- 有効成分レボフロキサシン水和物またはオフロキサシンに対してアレルギーの既往歴がある患者
- 妊娠または妊娠している可能性がある患者
- 小児
授乳中の女性については母乳に成分が移行することが報告されているため、医師と相談の上で服用を判断するようにしてください。
- 用法及び用量
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- 通常、成人にはレボフロキサシンとして1回500mgを1日1回経口投与する。なお、疾患・症状に応じて適宜減量する。
- 肺結核及びその他の結核症については、原則として他の抗結核薬と併用すること。
- 腸チフス、パラチフスについては、レボフロキサシンとして1回500mgを1日1回14日間経口投与する。
- 使用上の注意
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- 自己判断で服用期間を変えてしまうと、耐性菌(抗生物質が効かない菌)を増やす原因になるので決められた日数で服用すること。
- 意識障害などが現れることがあるため、服用後に車の運転や危険を伴う機械操作や高所での作業は控えること。
- 菌が体内に残っていないかは外見だけでは判断できないため、治療期間後は必ず再検査を受けること。
- 保管方法
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- 高温・多湿・直射日光は避ける
- 子どもの手の届かない場所で保管する
- 他の容器に移し替えない
- 保存期間を超えたものは服用しない