- 成分・含量
- 1錠中
アジスロマイシン水和物として250mg、500mg、1000mg
- 薬効分類名
- 15員環マクロライド系抗生物質製剤
- 剤形
- タブレット(円形錠剤)
- 効能・効果
- <適応菌種>
アジスロマイシンに感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、淋菌、モラクセラ(ブランハメラ)・カタラーリス、インフルエンザ菌、レジオネラ・ニューモフィラ、ペプトストレプトコッカス属、プレボテラ属、クラミジア属、マイコプラズマ属
- 禁忌
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- 有効成分アジスロマイシン水和物に対してアレルギーの既往歴がある患者
- 心疾患のある患者(QT延長、心室性頻脈を起こすことがある)
- 高度な肝機能障害がある患者(肝機能を悪化させるおそれがある)
- 用法及び用量
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- 性感染症(クラミジアや淋病)
1回1000mgをコップ1杯の水またはぬるま湯で服用
- その他の感染症
1日1回500mgを3日間、コップ1杯の水またはぬるま湯で服用
感染症によって服用方法が異なるため、誤った服用を行わないためにも必ず検査を受けてから服用するようにしてください。
- 使用上の注意
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- 自己判断で服用期間を変えてしまうと、耐性菌(抗生物質が効かない菌)を増やす原因になるので、決められた日数で服用すること。
- 意識障害などが現れることがあるため、服用後に車の運転や危険を伴う機械操作や高所での作業は控えること。
- 菌が体内に残っていないかは外見だけでは判断できないため、治療期間を終えた後は必ず再検査を受けること。
- ジスリンは体内に長くとどまるため、服用終了数日後に副作用が出ることもあるので注意を払うこと。
- 発疹、口唇・目・外陰部へのびらんや水ぶくれが現れた場合、重い副作用の可能性があるため速やかに医師に相談すること。
- 保管方法
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- 高温・多湿・直射日光は避ける
- 子どもの手の届かない場所で保管する
- 他の容器に移し替えない
- 保存期間を超えたものは服用しない